ゆう先生の教師の教室

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教師のパソコン活用術 実際にヘビーユーズしているショートカット5選

こんにちは!現役教員ブロガーのゆう先生です!

 

テストを作る、プリントを作る、授業用スライドを作る、成績処理……

今の学校の先生にはパソコンが絶対不可欠です。

手書きのプリント、味があっていいですよね。

私も手書き大好きです。でも作るプリントはほぼすべてパソコンで作ります。かかる時間が圧倒的に違います。

 

ところで、仕事をするとき、ショートカットキー使っていますか?

ちょっと覚えて使えれば、仕事の生産性が爆上がりすること間違いなしです。

とはいえ、すべてのショートカットキーを覚えるのは難しいです。

というわけで今回は、私が実際にヘビーユーズしているショートカットキーを紹介します。

 

ちなみに私はWindowsヘビーユーザーなので、Macユーザーの方のご期待には添えません。ごめんなさい。

 

◆「ゆう先生」はこんな先生◆
・教師歴11年
・評価制度で上位20%の評価をもらったことがある
自治体の授業に関する研修(2年間)を修了
・ICT担当教諭、道徳推進教諭を担当
 
 

ヘビーユーズしているショートカットキー第1位 「alt+tab」

開いているウインドウ、タブを切り替えるショートカットキーです。
・インターネットブラウザで複数のタブを開いている
・インターネットで調べ物をしながらWordでプリントを作る
・Wordで過去の文書を開きながら新しい文書を作る
ExcelとWordを両方開いて作業をする
こんなときに大活躍するショートカットキーです。

紹介したときに喜ばれるショートカットキーランキングでも第1位です(笑)

 

 

インターネットで調べ物をするときに、こんな風に複数のタブを開くことってあると思います。
マウスでいちいちタブの切り替えをしていると、
①キーボードに置いている手をマウスに移動する
②マウスのカーソルがどこにあるか一度確認する
③カーソルを目的のタブにあわせる
④クリックする
⑤キーボードに手を戻す
という5アクションが必要です。
 
 
これが「alt+tab」をマスターするとこんな風に変わります。

さっきの5アクションが
①「alt+tab」を押す
②「tab」を開きたいタブになるまで押す
の2アクションに激減します。
「右手を動かす」とか「目でマウスの位置を確認する」とか「マウスをしっかり握る」というその他の無駄アクションも減らせます。
 
 

ヘビーユーズしているショートカットキー第2位 「ctrl+C」「ctrl+V」「ctrl+X」

第2位は文書作成中に使いまくる「コピー」「ペースト」「切り取り(カット)」の3種です。

1つのランクに3つも入れてしまったのですが、文書作成中に超ヘビーユーズしています。

 

コピー&ペーストをするとき、こんなアクションをしていませんか?

①マウスでコピーしたいところを選択

②右クリック

③「コピー」をクリック

④マウスでペーストしたいところを選択

⑤右クリック

⑥ペースト(貼り付け)を選択

全部で6アクションあります。

 

ショートカットキーを使えば

①コピーしたいところを「shift+カーソル」で選択

②「ctrl+C」でコピー

③カーソルでペーストしたいところまで移動

④「ctrl+V」でペースト

これで完了ですね。

なんだよ~。たった2アクションしか減っていないじゃないか~

ということなかれ。

「手をキーボードからマウスに移す」「マウスを握る」「視線をマウスと画面とで動かす」などなど、

実際に作業を完了するまでの余計なアクションが劇的に減ります

テストを作っているときなど、コピー&ペーストを多用しますので、

このショートカットキーを知っていれば作業時間が圧倒的に減ります。

 

Excelを使っているときはこのコピー&ペーストがさらに力を発揮します。

 

 

ヘビーユーズしているショートカットキー第3位 「ctrl+Z」「ctrl+Y」

「操作を1つ戻す」「操作を1つやり直す」です。

どちらかというと「操作を1つ戻す」の「ctrl+Z」の方が使う率が高めです。

 

作業中に間違いに気が付いたとき「作業を戻したいな~」と思うと、

このウインドウの左上にある「矢印ボタン」をクリックしなければいけません。

もうわかりますよね?

「手をマウスに動かす」「視点移動する」などなど、地味に時間のかかるアクションが挟まれるわけです。

でもショートカットキーを使えば

手をキーボードから動かすことなく、

視点を画面から動かすことなく、

「操作を1つ戻す」「操作をやり直す」を実行できます。

 

 

ヘビーユーズしているショートカットキー第4位 「ctrl+S」

「ファイルの保存」のショートカットキーです。

教職員に貸与されているパソコン(校務用PCって言ったりしますね)って、

とにかくスペックが低い!

フリーズ状態、ビジー状態になったあと、未保存のファイルが失われる……よくありますよね。

テストを作っているとき、校務分掌の提案文書を作っているとき、

結構いい感じにできたと思ったときに限ってフリーズ……そのままファイル喪失!

 

その日は仕事を切り上げてやけ酒に行きたい気分になるくらい落ち込みます……

 

これを防ぐにはとにかくこまめな保存が必須ですが、これがなかなか習慣づけにくい。

そんなときは「ctrl+S」を押しましょう。

 

手を止めたら「ctrl+S」!

見出し1つ分作り終えたら「ctrl+S」!!

大問1つ作り終えたら……「ctrl+S」!!!

 

とにかく親の仇のごとく「ctrl+S」を押しまくりましょう。

その時点でのファイルがそのまま上書き保存されます。

新しく作ったファイルなら自動的に「名前を付けて保存」になるので、

とりあえず「ctrl+S」を押せば問題なしです。

 

 

ヘビーユーズしているショートカットキー第5位 「ctrl+P」

第5位は「印刷」のショートカット。

学校の世界はまだまだ紙文化です。

とにかく作ったファイルを印刷にかけまくります。

 

いちいち「ファイル」→「印刷」→「印刷実行」……

マウスで操作するのは本当に無駄の温床です。

 

印刷するときは「ctrl+P」を押す!

そして「Enter」!

 

※「ctrl+P」を押すとこんな感じの印刷設定画面が開きます。

この画面で「Enter」を押せば印刷完了です。

 

既定のプリンターを設定しておけばそれですべての印刷は終了です。

細かい設定をする場合はプリンターのプロパティを開いて忘れずに設定してください。

 

 

慣れれば強い味方!それがショートカットキー

ショートカットキーに慣れていないと、いちいち確認しながら使う羽目になります。

最初はとっつきづらいですが、慣れてくれば作業スピードを圧倒的に速くしてくれます。

最初はツンツン……でも頑張ってアタックし続ければあなたの強い味方になります。

ショートカットキーはツンデレなのです。

なんだかんだ言いながら、めちゃくちゃ戦力になる、ドラゴンボールベジータみたいなやつですね。

めちゃくちゃ魅力的でめちゃくちゃ頼りになりますよね。

ぜひ皆さんもショートカットキーを使って仕事の生産性を向上させてください。

 

今日の記事が少しでも皆さんの役に立ったらうれしいです。

今後も先生の仕事に関わること、自分が仕事をするうえで考えていること、

先生たちに有益なこと、生徒や保護者に有益なことなどを発信していきます。

 

みんなで楽しく、先生をやろう!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!