机の上に「これでもか!」と資料や本を山積みにしている先生、いませんか?
私も以前は机の上に積み上げる人でした。
正面に座っている人とコミュニケーションを取れないくらい積み上がっていました。
築城でもしてるんですか?
正面にいる人と話をしたくないっていう暗黙のメッセージですよね?
こんないじられ方を毎日のようにされていました。
いじられているだけならまだしも、隣の先生の机に”なだれ”を起こしてしまうなんてことも日常茶飯事でした。
授業がパンパンに詰まっているだけでなく、
その他の仕事も次から次へどんどん降ってくるのが教師という仕事。
気が付くと机の上がとっ散らかっていて、だんだんと積み上がっていってしまう。
そんな経験も多いですよね。
今回は、仕事を効率的にこなし、定時退勤に少しでも近づけるために、
きれいな机のメリット3選をお伝えします。
明日から職員室の机が一つでもきれいになる助けになれば幸いです。
- きれいな机のメリット4選
- きれいな机のメリット① 作業スペースを確保できる
- きれいな机メリット② 無駄な時間消費がなくなる
- きれいな机メリット③ 増えたタスクを把握しやすくなる
- きれいな机メリット④ 帰るときにきれいにしておくと気持ちがいい
- きれいな机で気持ちよく仕事をしよう!
きれいな机のメリット4選
①採点、提出物チェック、工作などをスムーズにするための作業スペースを確保できる
②何がどこにあるかすべて把握しているため、作業時の無駄な時間消費がなくなる
③増えたタスクを把握しやすくなる
④帰るときにきれいにしておくと気持ちがいい
机をきれいにした結果、私が心から実感しているメリットは以上4つ。
日々の細かい仕事の時短だけでなく、忘れっぽいという自分の特性も、
習慣化して克服できるようになってきました。
授業だけで週に21時間、担任業務も入れれば25時間は教室に行きっぱなしの私にとって、
職員室にいられる時間は最大限に活用して仕事に取り組みたい時間。
きれいな机で得られる仕事の時短は、私にとって圧倒的に価値あるものになりました。
きれいな机のメリット① 作業スペースを確保できる
教師は採点、提出物チェック、工作と、
かなり大きなスペースを要する仕事を自分の席でやらなければいけません。
・作業のために机を整理する手間、時間
・自席ではできない!とあきらめて別の部屋でやるために移動する手間、時間
・別の部屋に道具を揃えて持っていく手間、時間
といった無駄に消費する時間をカットできます。
自分の机がきれいに整っていると、作業のためのスペースがいつも確保できているので、
いちいち整理整頓をする必要がありません。
自席が汚くてできない!と別の部屋に行く手間暇もかかりません。
別の部屋で作業するためには、道具を持っていって作業後に片づけるという手間がかかりますが、これもカットできます。
やるべきことにすぐに取り掛かることができるストレスフリーな環境に一度慣れると、もう元には戻れません。
きれいな机メリット② 無駄な時間消費がなくなる
教師の空き時間は中学校なら50分、小学校なら45分といった
授業の時間が基準になっているはずです。
時間を無駄に消費している暇なんて本当に正直これっぽっちもありません。
きれいな机を手に入れることさえできれば
・どこに何があるか把握しているので、道具を準備する時間がほとんどかからない
・片づけるときも元通りにするだけなので何も考えずに片づけられる
といった普段無駄に時間を消費しがちな準備と片づけの手間もカットすることができます。
何がどこにあるかを把握しておくと、わざわざ事務室に道具を探しに行かなくてもよくなります。
よく使う文房具や紙などを机にストックしておけば、印刷室に行くこともなくなります。
自分の机で座ったまま作業が完結できると本当に時短になります。
そもそも学校の構造って効率的に働くための動線などを全く考えていません。
紙類は印刷室にストックされていて、文房具は職員室を挟んで全く逆方向の事務室にストックされている
この配置だと紙をもってきて、文房具を取りに行って、片づけて、といった行動の間に、
職員室から出る→印刷室→職員室前を通過→事務室→職員室に戻る
と職員室を往復するのと同じ距離を歩かなければなりません。
職員室は学校規模にもよりますが、大体普通教室二つ分、距離にして20メートルくらいあるので、
道具を取りに行くためだけに、単純に40メートル歩かなければならないのです。
健康を意識して日々歩きたい人にはいいかもしれませんが、
1日に1時間の空き時間があれば良い程度の私にとってはただの無駄な時間でした。
この時間が全くなくなったことで、明らかに生産性が上がりました。
きれいな机メリット③ 増えたタスクを把握しやすくなる
最初に言っておきますが、私は本当に忘れっぽいです。
朝頼まれた仕事や連絡を忘れてしまうなんて日常茶飯事でした。
教師って、「今日これやっといて」「これ〇日までにお願い」といったタスクが常に増えがちです。
そういった「増えたタスク」は忘れっぽい私にとっては天敵です。頼まれた瞬間に忘れる順位No,1に躍り出ます。
今は「増えたタスク」には「今日中!」と書いた黄色いふせんを貼り付けて、机の見えるところに置くということを習慣にしています。
職員室に帰ってきたときに机の上にあれば必ず目に入りますから、やり忘れることはありません。
積み上がった机では様々な書類や資料に埋もれていき、忘れ去られる運命ですが、きれいな机では、目立つものとして常に私の目に入ってきます。
きれいな机にしてから、「増えたタスク」を忘れることが全くなくなりました。
きれいな机メリット④ 帰るときにきれいにしておくと気持ちがいい
最後は完全に私の個人的な主観です。
私が帰るとき、机の上は
・PC
・マウス
の三つしか置いてありません。
帰る前には毎日、意図的にその状態にしておきます。
単純に帰るときに気持ちがいいんですよね。
「あ~、今日も終わったな~!」って。
現実的なメリットとしては、私が帰った後に机に置かれた書類やメモを、翌朝すぐに手に取ることができるという点です。
前日に何もない状態にして帰っていますから、増えたものは一目瞭然です。
現実問題として、定時後や退勤後に書類を机に置かれることはあります。
重要なものではないことが多いのですが、それでも目を通してから捨てなければなりません。
汚い机だと、増えたものなのか、以前からあったものなのか区別が尽きません。
今は毎朝、増えたものがないかすぐにチェックできますし、増えたものの中でも重要かそうでないかをすぐに判断できます。
きれいな机で気持ちよく仕事をしよう!
以上、きれいな机のメリット4選をお話ししました。
きれいな机を維持するうえで私が買ったものや置かなくなったものなど、
それぞれ、記事にしようと思っています。
今日の記事が少しでも皆さんの役に立ったらうれしいです。
今後も先生の仕事に関わること、自分が仕事をするうえで考えていること、
先生たちに有益なこと、役に立ちそうなことを発信していきます。
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最後まで読んでくれてありがとうございました!